- 1月・2月のお知らせ
- 2025/01/25
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●厳しい冷え込み、寒暖差にご注意ください
昨シーズンは暖冬でしたが、この冬は平年並みの寒さと言われています。
ところが、1月中旬頃からしばらくは、最高気温が3月並みの日が続いており、日中の気温と深夜・明け方の最低気温の差が大きくなる現象がしばしば起きています。
この寒暖差のためか、最近は心臓病の症状がやや悪化した患者さんを診せていただくことが増えました。
平均的な冬の気候でも、暖かい室内で過ごすことが多い冬季には、暖房が無い廊下や寒い屋外などとの寒暖差が大きくなりがちです。
大きな寒暖差は体調の悪化につながる恐れがあります。
心臓病などに限らず、体調にはご注意ください。
例年は1月後半〜2月前半が、寒さが最も厳しいと考えられる時期ですから、しばらくは急な冷え込みに注意が必要です。
●ノミ・マダニの寄生にご注意ください
西宮を含む阪神地区の冬は、例年積雪がほとんど無く、穏やかな寒さであることが多いので、冬季でもノミ・マダニなどの寄生虫が生き残りやすく、実際に寄生被害が発生しています。
冬季には動物たちも暖かい室内で過ごすことが多く、動物に寄生したノミやマダニなども室内で寒さをしのぐことができるようになります。
ノミ・マダニ対策もご相談ください。
●寒い時期でもアレルギーが起こる場合があります
暖房のために閉鎖された室内で過ごすことが増える冬季は、ハウスダストに接触する機会が増えると予想されます。また、少数ではあるものの、冬季に花粉が飛散する植物もあります。
これらが原因のアレルギーは多いと言われています。
寒い時期になってから、痒みなどの皮膚症状が悪化する症例は、上記に当てはまるアレルギーの可能性があります。
アレルギーなどの対策もご相談ください。