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  • 10月のお知らせ
  • 2025/09/30
  • 10月18日(土)・19日(日)は、獣医学会参加のため臨時休診です

    朝・夜は涼しくなってきましたが、日中はしばらく高めの気温が続きそうです

     朝・夜は過ごしやすくなりましたが、日中の最高気温は9月末でも30℃前後ありました。

     長期予報では、10月も平年より高めの気温が予想されています。

     まだ暑く感じられる日があるかもしれません。

     必要に応じて冷房などを使って暑さをしのぎましょう。

     気温が高い日は、まだ散歩の時間を調整する方が良いかもしれません。

     早朝や夜間と、日中の気温差が大きくなりやすい時期です。

     極端な気温の変化は、体調に影響が現れる恐れがあります。

     特に心臓病などの患者さんには負担が大きくなることがあります。

     また、気温が高いと細菌性皮膚炎などは夏期と同様に悪化しやすい可能性もあります。

     特に痒みを伴う皮膚の病変は、自傷などで急激に悪化することもあります。

     異常を感じたら、早めにご相談ください。

    西宮市内でもヒトのSFTS感染症例が発生しています

     先月もお伝えしましたが、マダニから感染する、ヒトの「重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 」症例が、西宮市内でも確認されました。

     今年はヒトのSFTSの国内症例数が過去最高を更新しており、身近な危険として認識する必要があります。

     SFTSはヒトも死亡する恐れがあるため、厳重なマダニ対策をお勧めします。

     SFTSの死亡率はヒトで約20%、イヌで約30%、ネコでは60〜70%にのぼります。

     また、飼い主さんがマダニに噛まれなくても、イヌやネコなどの家庭動物がマダニによってSFTSウイルスに感染してしまうと、さらにその動物から飼い主さんにSFTSウイルスが感染する症例も確認されており、動物のマダニ対策は飼い主さん自身のためでもあります。

     効果的なマダニ対策については、早めにご相談ください。

    フィラリア予防は確実に継続しましょう

     フィラリア感染の原因である蚊は引き続き発生しています。

     フィラリア予防を確実に実施しましょう。

     ※ネコのフィラリア予防もお気軽にご相談ください。

    ノミ・マダニの寄生にご注意ください

     ノミの被害を受けた動物が来院されています。

     ノミは最も気温が高い真夏よりも、暑さがやや落ち着く晩夏から秋に、活発に繁殖すると言われています。

     これからが、ノミの被害が拡大しやすい時期です。

     また、気候が穏やかになる秋口の方が行楽などで郊外に出かけやすくなるため、結果的にマダニの被害に遭われる事例も増える恐れがあります。

     前述のとおり、西宮市内でもヒトのSFTS感染症例が確認されています。

     SFTSウイルスはヒトがマダニに噛まれなくても、マダニが寄生した家庭動物からヒトへ感染する場合があります。

     また、SFTS以外にもマダニ寄生による感染症があり、ヒトだけでなくイヌやネコなどの家庭動物にとっても危険です。

     早めのノミ・マダニ対策をおすすめします。お気軽にご相談ください。

    季節性アレルギーにご注意を

     樹木や雑草の花粉に反応する季節性アレルギーは動物に多く見られます。

     雑草の多くは春から秋にかけて花粉を飛散させます。

     これらが原因のアレルギーが多いと言われています。

     動物の場合は花粉が原因のアレルギーでも、症状は皮膚に現れることが多いですから、春先から秋頃にかけての期間中で、毎年特定の時期に痒みなどの皮膚症状が悪化する症例は、上記に当てはまるアレルギーの可能性があります。

     また、高気温の時期は細菌の増殖などによって、さらに皮膚炎が悪化する場合もあります。

     アレルギー・皮膚炎などの対策もご相談ください。

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