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  • 7月のお知らせ
  • 2025/06/29
  • ◆7月は臨時休診はありません◆

    ◉マダニから感染して発症する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 」にご注意ください◉

     本年(2025年/令和7年)6月に報道されましたとおり、5月に三重県の獣医師がSFTSウイルスに感染しているネコを治療していたところ同ウイルスに感染し、死亡しました。

     「重症熱性血小板減少症候群 」は、SFTSウイルスに感染した動物からヒトに感染し発症することが明らかになっています。

     飼い主さんはマダニに噛まれなくても、家庭動物のイヌやネコがマダニの寄生を受けることで、飼い主さんやご家族・関係者の方々が「重症熱性血小板減少症候群」を発症し、最悪の場合死亡する恐れがあります。

     マダニ対策として、安全性が高く効果的な駆除剤がありますのでご相談ください。

    記録的な早さで梅雨明けし、気温と湿度が高い季節になりました

     近畿地方では、観測史上初めて6月中(6月27日)の梅雨明けとなり、暑い日が続いています。 [ 近畿地方の平年の梅雨明けは7月19日頃 ]

     これからしばらくは高気温で湿度も高い時期が続きます。

     気象庁の発表では、7月〜9月は平年よりも気温が高いと予想されています。

     まだ身体が暑さに慣れていない時期は、真夏のような高気温ではなくても熱中症になりやすいと言われています。

     熱中症はもちろん、その他体調の変化にも注意する必要があります。

     特に心臓病などの患者さんには負担が大きくなることがあります。

     必要に応じて冷房を迷わず活用しましょう。

     また、皮膚炎・皮膚疾患が悪化しやすい時期でもあります。

     特に痒みを伴う皮膚の病変は、自傷などで急激に悪化し、化膿することもあります。

     異常を感じられたら、早めにご相談ください。

    フィラリア予防はお早めに

     日中の気温も上昇し、フィラリア感染の原因である蚊も増加しています。

     フィラリア予防を確実に実施しましょう。

     狂犬病予防接種と併せてのご来院も受け付けます。

     ※ネコのフィラリア予防もお気軽にご相談ください。

    新年度の狂犬病予防接種が始まっています

     フィラリア予防と併せてのご来院も可能です。

     当院に、以前の狂犬病予防接種記録があるワンちゃんは、市役所からの通知書が無くても接種可能です。

    ノミ・マダニの寄生にご注意ください

     冒頭でもお伝えしたとおり、マダニ寄生が原因で起こる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 」が問題になっています。

     マダニ寄生によってSFTSウイルスに感染した動物から、さらにヒトへ感染し発症します。

     飼い主さんはマダニに噛まれなくても、家庭動物のイヌやネコがマダニの寄生を受けることで飼い主さんにも感染が起こり「重症熱性血小板減少症候群」を発症して、最悪の場合死亡する恐れがあります。

     行楽などで郊外に出かけられマダニの被害に遭われる事例が多いですが、近年は住宅街の散歩だけでもマダニに寄生された例が確認されており、都市部でも油断できません。

     また、ノミの被害を受けた動物も来院されています。

     外部寄生虫の活動・繁殖・被害が、例年よりも多い恐れがあります。

     夏季の服装は肌を露出しがちで、飼い主さんもノミやマダニの寄生被害が起こりやすい時期です。

     早めのノミ・マダニ対策をおすすめします。お気軽にご相談ください。

    季節性アレルギーにご注意を

     樹木や雑草の花粉に反応する季節性アレルギーは動物に多く見られます。

     雑草の多くは春から秋にかけて花粉を飛散させます。

     これらが原因のアレルギーが多いと言われています。

     動物の場合は花粉が原因のアレルギーでも、症状は皮膚に現れることが多いですから、春先から秋頃にかけての期間中で、毎年特定の時期に痒みなどの皮膚症状が悪化する症例は、上記に当てはまるアレルギーの可能性があります。

     アレルギーなどの対策もご相談ください。

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