- 11月のお知らせ
- 2025/10/31
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11月4日(火)は臨時休診です。
3日(月・祝)、5日(水・定休)とあわせて3連休になります。
気候が変動しやすい時期です
10月20日前後から急に気温の変化が大きくなってきました。
気象庁の予報では11月は平年より気温は高めだそうです。
この時期は寒暖差が大きくなりがちなので、体調に影響が出るかもしれません。
特に心臓病などの患者さんには負担が大きくなることがあります。
また、引き続き皮膚炎などが見られる時期でもあります。
特に痒みを伴う皮膚の病変は、自傷などで急激に悪化することもあります。
異常を感じたら、早めにご相談ください。
フィラリア予防は確実に継続しましょう
気温は下がりつつありますが、フィラリア感染の原因である蚊は気温が15℃以上であれば活動可能です。
まだしばらくは、蚊は生息しています。
フィラリア予防を確実に継続しましょう。
※ネコのフィラリア予防もお気軽にご相談ください。
西宮市内でもヒトのSFTS感染症例が発生しています
先月もお伝えしましたが、マダニから感染する、ヒトの「重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 」症例が、西宮市内でも確認されました。
今年はヒトのSFTSの国内症例数が過去最高を更新しており、身近な危険として認識する必要があります。
SFTSはヒトも死亡する恐れがあるため、厳重なマダニ対策をお勧めします。
SFTSの死亡率はヒトで約20%、イヌで約30%、ネコでは60〜70%にのぼります。
また、飼い主さんがマダニに噛まれなくても、イヌやネコなどの家庭動物がマダニによってSFTSウイルスに感染してしまうと、さらにその動物から飼い主さんにSFTSウイルスが感染する症例も確認されており、動物のマダニ対策は飼い主さん自身のためでもあります。
秋期の方が行楽などで郊外に出かけやすくなるため、結果的にマダニの被害に遭われる事例が増える恐れもあります。
効果的なマダニ対策については、早めにご相談ください。
ノミの寄生にご注意ください
ノミの被害を受けた動物が来院されています。
ノミは最も気温が高い真夏よりも、暑さがやや落ち着く晩夏から秋に、活発に繁殖すると言われています。
今はまだノミの被害が起こりやすい時期です。
ノミ対策をおすすめします。お気軽にご相談ください。
季節性アレルギーにご注意ください
樹木や雑草の花粉に反応する季節性アレルギーは動物に多く見られます。
雑草の多くは春から秋にかけて花粉を飛散させます。
これらが原因のアレルギーが多いと言われています。
動物の場合は花粉が原因のアレルギーでも、症状は皮膚に現れることが多いですから、春先から秋頃にかけての期間中で、毎年特定の時期に痒みなどの皮膚症状が悪化する症例は、上記に当てはまるアレルギーの可能性があります。
また、多い例ではないですが、冬期の花粉に反応するアレルギーもあります。
アレルギーなどの対策もご相談ください。




