- ○小型犬はソファから飛び降りただけでも骨折することがあるのでしょうか?
- 2026/10/30
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小型犬はソファから飛び降りただけでも骨折することがあるのでしょうか?
骨折する可能性はあります。
【近年の家庭動物の骨折症例で多いのは『小型犬の前肢』の骨折です】
現在、家庭動物の骨折の原因になりやすいのは、飛び降りや落下です。
落下事故はもちろん危険ですが、日常生活の行動の範囲でも、段差の飛び降りが原因で負傷することがあります。
一般的に動物が段差を飛び降りる時には前肢から着地しますが、その際に前肢の骨折が起こることがあるのです。
特に小型犬ではソファの座面程度の高さから床に飛び降りて前肢を骨折する例もあります。
おそらく日頃からソファに登る、降りるを繰り返している家庭動物は多いと思われますが、小型犬の身体の大きさと比較してソファの高さは意外と高いので、飛び降りた際の前肢が受ける着地衝撃は強く、潜在的に危険があると考えるべきでしょう。
特に肥満傾向があると飛び降りによる身体の負担、特に四肢の負担はさらに大きくなり、危険性が増すと考えられます。
また、着地地点の状況によっては滑ったり、つまずいたりすることが傷害につながる可能性もあり、骨折には至らなくても関節などに問題が起こる恐れがあります。【イヌとネコでは飛び降り能力に違いがあります】
ネコは室内の比較的高い場所から飛び降りても上手に着地できることが多いので、小型犬も同様に安全に飛び降りることができるものだと、飼い主さんが誤解されていた事例もあります。
標準的な体型・身体能力のネコなら、およそ2メートル以下の高さであれば、上手に飛び降りることができると言われています。
健康なネコは、平衡感覚と姿勢の制御能力が優れており、落下途中の短時間で姿勢の修正を行い、四肢で安全に着地することが可能であると考えられます。
また、脊椎(背骨)や四肢の関節、筋肉などがしなやかで、着地の衝撃を上手に処理できる可能性が高いのです。
ただし、ネコでも肥満していたり、2メートルをはるかに超える高さからの落下は骨折や内臓損傷などの傷害が発生する恐れがあります。
ネコと比較すると、イヌの身体能力や柔軟性は飛び降りには不利なので、ネコが平気で飛び降りる段差でもイヌは負傷する恐れがあると理解しておく必要があります。




