- ○イヌやネコに与えるべき適切なフードの量を教えてください。
- 2026/11/06
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イヌやネコに与えるべき適切なフードの量を教えてください。
ドッグフード・キャットフードは商品によって適切な給餌量が異なる可能性があります。パッケージに記載されている体重別の給餌料を目安に、個々の動物の条件に合わせて微調節する必要があります。【フードは商品によって含まれるカロリーや成分バランスが異なります】
『体重△△kgのイヌ/ネコには何gのフードを与えたら良いですか?』という質問をよく受けます。
また、『ウチの動物には朝△△g、夜は□□gを与えていますが、それで良いでしょうか?』という質問も多くうかがいます。
これらの質問の回答は『健康に問題が無い動物であれば、そのフードのパッケージに表示されている体重別の給餌量の目安を参考にしてください』ということになります。
理由は単純で、フードの商品ごとに含まれているカロリーや成分バランスが異なるため、給餌量もフードごとに異なる可能性があるからです。
我々獣医師も全てのフードの給餌量情報を把握することは困難です。
実際に、代表的な銘柄のフード同士を比較しても、1日の給餌量の目安が異なることがあります。
このため、飼い主さんが質問されるその場では、どのぐらいが適量なのかの即答が難しいのです。
このような質問をよくうかがうということは、どのメーカーの、どのフードでも、与えるべき量が同じだと思われている飼い主さんは少なくないのかもしれません。
フードのパッケージに記載されているのは1日当たりの給餌量である場合が多く、それを必要に応じて2〜3回程度に分割して与えるのが一般的です。
【個々の動物の条件も影響します】
同じ体重・体格の動物でも個体差や健康状態・生活条件の違いがあるため、個々の最適な給餌量は異なる可能性があります。
不妊手術・去勢手術を受けていると肥満傾向が見られる例が多く、低カロリーのフードを与える(給餌カロリーを少なめにする)ことが一般的です。
当然、運動量が多いか少ないかによっても必要なカロリー量は左右されます。
短期間での食餌量の一般的目安として、食べ過ぎると軟便に、食餌が少なすぎると硬い便になる傾向があります。(便の硬さ軟らかさに影響がある他の原因が無い場合)
長期間の目安として、食べ過ぎが続くと太りやすく、食餌が少な過ぎると痩せやすくなるのは言うまでもありません。
それぞれの動物の適切な給餌量については、パッケージの表示量を参考にした上で、前述のように健康状態や運動量、体型、便の条件なども考慮しながら微調節していくのが現実的な対応になります。




